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稽古場にはいつも、最近急激にお洒落になったと評判の、色白で華奢でつぶらな瞳の、薔薇色の唇をした青年がいる。
演出助手の伊坂くんだ。カムイヤッセンの土台を支える、いわば世界を支える象のような存在である。多分。

彼は寡黙だ。本当に寡黙だ。寡黙過ぎて、人狼(演劇ゲームです)で逆にみんなに怪しまれ、いつもむげに早めに殺されてしまう(ゲーム上で、です)人だ。寡黙コンテストがあれば、ぶっちぎりの一位だろう。
そんな彼は、稽古場に辿り着けない時などに颯爽と現れ、迷える私を稽古場まで連れていってくれるスーパーマンでもある。ありがとう感謝してます。しかし、稽古場までの道程が長かろうが短かろうが、まあ 彼は寡黙だ。
所詮関西人の私は、喋らないと逆に緊張する質なので、彼に一生懸命話しかけては撃沈の繰り返しである。
何を考えてるの?やっぱ庶民とは考えてることは違うのかしらと、興味をそそられて仕方がない存在なのである。そんな彼と、公演終わりには、少し喋れるようになるかしらん。





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次回公演「やわらかいヒビ」特設Blogです。
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2010.10.1(金)~11(月・祝)
@三鷹市芸術文化センター 星のホール
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